山天狗と海坊主

登山と釣りについて紹介するブログです。

六甲全山縦走コースの紹介 縦走大会2018に出場します。

「六甲全山縦走大会に申し込みます。」と記事を書いて一月立ちましたが、無事当選し大会に出場することとなりました。

ここで、六甲全山縦走コースを紹介したいと思います。

六甲全山縦走概要

六甲全山縦走大会ではスタートから3つのチェックポイントを通過しゴールします。私は六甲全山縦走コースをチェックポイントで4つに分割し以下の名前をつけました。各区間ごとに紹介していこうと思います。

 ①市街地コース(須磨浦公園~菊水山) 

 ②山中コース(菊水山~掬星台)

 ③車道巻き道コース(掬星台~六甲最高峰)

 ④ナイトコース(六甲最高峰~宝塚)

第1区間 市街地コース

須磨浦公園~菊水山

歩行距離 : 14.8km

累計標高差 : 1340m

最高高度 :  450m

第1区間だけで上記を歩きます。ちょっとした日帰り登山くらいの活動です。

 

 第1区間は言うなれば市街地コースです。最高450Mの山々を登っては下り、登っては下りを繰り返すコースです。このコースは序盤のため肉体的には余裕がありますが、精神的にはきついコースです。どのあたりが精神的にきついかというと、まずは山頂に登頂後、市街地まで降りなければならないところです。一般的な縦走は山頂と山頂の間は稜線歩きで非常に気持ちが良いものですが、六甲全山縦走では山頂と山頂の間は市街地です。あまり面白味がないです。特に挑戦ちう意味合いが強いため、バスが通っているのを見ると乗って帰りたくなります。

そしてその市街地区間が長すぎるため、山を歩きに来た感じがありません。半分くらいは、市街地を歩いています。須磨アルプスなど一つ一つの山にフォーカスを当てると良い山ばかりですが、市街地が辛いコースです。

第2区間 山中コース

菊水山~掬星台

歩行距離 : 7.7km

累計標高差 : 840m

最高高度 :  690m

第2区間は上記を歩きます。第1区間ほどではないですが、そこそこの距離標高差です。

 

第2区間は山中コースと名づけました。第1区間と違い、市街地はほぼありません。チェックポイントの菊水山山頂から一気に下りいきなりテンション下がるところからスタートです。基本的には山中をダラダラと山を登り続けます。補給がポイントがないため、水等を自身で持ち歩く必要があります。

チェックポイントの掬星台では、自販機やイベント時にははちみつレモンの支給などを行っています。

 

第3区間 車道巻き道コース

 掬星台~六甲最高峰

歩行距離 : 9.7km

累計標高差 : 566m

最高高度 :  930m

 

第3区間は車道巻道コースと名づけました。掬星台から六甲山最高峰までの間は、車道が通っておりバスで移動することも可能です。一方、六甲全山縦走の公式コースは、掬星台から六甲山最高峰までをほぼ直線で結び、複数回のピークハントを経由するルートです。大会では、全ピークを超えるような指示はないため、多くの参加者は車道を歩きます。車道を通ることで標高差は少なくなるため、体力の消費は少ないコースです。掬星台までで体力を使い果たしたとしても平地を歩きながら体力回復も可能だと思います。途中にロープウェイやバスなど公共機関も多いため、ドロップアウトするならこのコースが最適です。

第4区間 ナイトコース

 No Data

第4区間は実は歩いたことがありません。また別日に練習で歩きに行ってきます。

六甲最高峰到着時点ではもう夕暮れです。第4区間は夜に歩くことになるため、ないとコースと名づけました。早朝スタートかつ歩行スピードの早い方でしたら日中時間帯にゴールすこともできるようですが、私のような初級者レベルでは日中にゴールは難しく夕方〜夜間に歩くことになります。

第4区間以降は公共交通機関による下山ができなくなります。ここまできたら完走するか、力尽きるかの2択しかありません。

 

以上、六甲全山縦走コースを4つの区間に分けて紹介いたしました。早朝出発でゴールするのは夜間になるので、体力と精神力両方が必要になります。また、夜間に山を歩くのは危険なため、大会のように周りに人が歩いている状況でしか歩けないと思います。そういう意味では、私にとっては、六甲全山縦走する年に一度のチャンスです。きちんと準備したいと思います。